広井良典|公式ウェブサイト

【お知らせ】
2025年5月14日(水)17時より、広井良典 最終講義【関東版】を開催します。
詳細・お申し込みは https://hiroi2025.peatix.com/ をご覧ください。

広井良典(現・京都大学名誉教授)は2025年3月31日をもって京都大学を退職いたしました。
今後の御連絡は下記の問い合わせフォームからお願いいたします。

略歴

広井良典の写真

広井良典

京都大学名誉教授。
1961年岡山市生まれ。東京大学教養学部卒業(科学史・科学哲学専攻)、同大学院修士課程修了後、厚生省勤務(1986-96年)、千葉大学助教授・教授(1996-2016年)、京都大学教授(2016-25年)を務める。この間2001-02年MIT(マサチューセッツ工科大学)客員研究員。2025年4月より京都大学名誉教授。
専攻は公共政策及び科学哲学。『日本の社会保障』(岩波新書)でエコノミスト賞、『コミュニティを問いなおす』(ちくま新書)で大仏次郎論壇賞受賞。他に『ポスト資本主義』(岩波新書)、『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社)、『無と意識の人類史』(同)、『科学と資本主義の未来』(同)など著書多数。
環境・福祉・経済が調和した「定常型社会=持続可能な福祉社会」を一貫して提唱するとともに、社会保障や環境、都市・地域に関する政策研究から、時間、ケア、死生観等をめぐる哲学的考察まで、幅広い活動を行っている。2013年より「鎮守の森コミュニティ研究所」を主宰。
この間、教育再生懇談会委員、内閣府・幸福度に関する研究会委員、国土交通省・国土審議会専門委員、環境省・次期生物多様性国家戦略研究会委員、外務省・国際社会の持続可能性に関する有識者懇談会委員等を務める。


社会実装プロジェクト

鎮守の森コミュニティ研究所

自然やスピリチュアリティ(物質的なものを超えた精神的価値)と一体になったローカル・コミュニティの拠点としての「鎮守の森」を軸として、自然エネルギーやケア、地域再生との関わりなど、現代におけるその新たな意義と可能性を、具体的な活動とともに探求していく試み。
詳細は鎮守の森コミュニティ研究所ウェブサイトを参照。

商店街の復権プロジェクト

かつて地域コミュニティの拠点だった商店街が、郊外型モールや人口減少の影響で衰退した現状を見直し、再び活気ある空間として再生する道を探る試み。ヨーロッパの都市に学び、「歩いて楽しめるまち」=ウォーカブル・シティを目指し、商店街を福祉・環境・経済の視点から再評価し、持続可能な地域社会づくりを構想するもの。
研究成果としてちくま新書「商店街の復権」を2024年2月に刊行。

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